コア・コンピタンス

企業競争力の源。

概要

他社に真似できない核となる能力。

企業が持つ技術や特色。

コア・コンピタンスとは、企業が競争において優位に立つための、その企業に特有の重要な能力や技術のことを指す。これは、単に製品やサービスを作る技術だけでなく、顧客に価値を提供し、他の競合と区別されるための根幹となるスキルや知識を含む。

この概念は、1990年にC.K.プラハラードとゲイリー・ハメルによって提唱された。

英語では “Core Competence” という表現が用いられます。”Core” は「核心」を、 “Competence” は「能力」をそれぞれ意味している

コア・コンピタンスを持つことにより、企業は市場での独自の位置を確保し、新たな製品や市場への進出が容易になるとされており、企業がコア・コンピタンスに注力し、それを維持・強化することで長期的な競争力を確保できるとされる。

実践例

株式会社　刀

株式会社刀は、コンサルテーション会社であるが、既存企業のコア・コンピタンスをその企業以上に理解して、顧客にわかりやすく届ける、と言うところを本質的な強みとしている。