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点数化できなければならない、としており、フェイススケールなどのように他者への表現力を強く意識していることも特徴の一つである。 | 点数化できなければならない、としており、フェイススケールなどのように他者への表現力を強く意識していることも特徴の一つである。 | ||
==第一人者による解説== | |||
カナダの作業療法士たちは,作業療法の成果となるクライエントの作業遂行の主観的経験を測定するための評価法として,COPMを開発した。1991年に初版が発行されたが,最終案は1989年に完成していた。<ref>[https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2014/PA03084_04 COPMの活用で,当事者主体の作業療法を(吉川ひろみ) | 2014年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院]</ref> | |||
==公式サイト== | |||
[https://www.thecopm.ca/ COPM | Canadian Occupational Performance Measure] | |||
==COPMと活動分類== | ==COPMと活動分類== |
2022年4月19日 (火) 07:14時点における最新版
Canadian Occupational Performance Measure
カナダ作業遂行測定は作業療法の評価方法の一つで、取り組むべき作業を特定したり、するのに使用する。
CMOP(Canadian Model of Occupational Performance)は、カナダ作業遂行モデルで別の概念なので混ぜないように要注意。
なお、包含関係はCOPM ∈ CMOP となる。
COPMにおいて、作業遂行は、客観的観察よりも当事者の経験に基づいて決定される。そのため、経験の蓄積が困難であったり言語化が困難であったりする。
とにかく、本人が自ら決定することを、本来は要求するものであり、一定の知的水準が前提となる。(一方で、COPMでは、使い方の工夫が必要な人はいるが、すべてのクライエントに適用できる、としている。)寝たきり、意思疎通困難な場合には、例外的にキーパーソンの判断にてCOPMを回すことがある。
認知症の方が増えている現代社会においてのマッチング問題が生じている作業療法の取り組みの定量化の一つである。
点数化できなければならない、としており、フェイススケールなどのように他者への表現力を強く意識していることも特徴の一つである。
第一人者による解説
カナダの作業療法士たちは,作業療法の成果となるクライエントの作業遂行の主観的経験を測定するための評価法として,COPMを開発した。1991年に初版が発行されたが,最終案は1989年に完成していた。[1]
公式サイト
COPM | Canadian Occupational Performance Measure
COPMと活動分類
セルフケア 生産活動 レジャー の3つに分類している。
COPMのプロセス
取り組むべき課題を複数挙げる
各課題に重要度で重みづけ(点数化)を行う
各課題の遂行度と満足度の表現(点数化)を行う