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2023年4月24日 (月) 23:57時点における版
マス向け動画の最も原始的な形態。
限られた人しか制作に関われないハイコストなものというイメージは過去のものとなり、その気と才能があれば、スマートフォンで撮影した映画が賞を受賞することすらある、そういう意味で映画ら面白い時代となっている。
歴史
花形産業としての映画
テレビが登場する前、ラジオが高価だった頃、映画はマスメディアであった。
いまは、そういう視線で消費しない映画は、流行や世相や空気感を作る要素の一つであり、映画は娯楽として上等なものであった。
また、制作のために用いることができる手段は限定されており、人手も日数も必要であったちめ、歌舞伎のように型を用いてシンプルかつインパクトの強い表現、ある種の、テンプレ、不自然なまでの演劇的演出などが、主流であった。
CGや機器スペックの進歩と映画
どんどんできることが増え、いままでにない映像表現ができることが評価される時代、つまり、いくら製作費をかき集めて、先進的なものが作れるか?ということが問われる時代があった。
象徴的なのはタイタニックであり、興行収入的にも記録として残っている。
昨今の映画
技術革新もひと段落した。
また、映画館にわざわざ足を運ばなくても、買わなくても、レンタルショップに行かなくとも、インターネットで映画を見ることが手軽にできるようになった。
現状才能のある人がたまに面白いものをつくり、多くの商業映画はまさに商売のために惰性で作品を生産している。
日々面白く無い話題性のみの映画がうまれ、そして、誰の心にも刺さらず朽ちている。
そういう中で、尖った作品はやはりきちんと評価されており、才能や好きや楽しいなど、映画の原点が今一度問われている。
時間をかけた特別感のある長時間の音響にも楽曲にも構成にもキャストにもその演技にも切り取り方にも工夫を凝らした映像
が、現代の映画館で売れる映画である。
もちろんそんな映画は存在しない。
全部である必要はないが、少なくともそのどれかは突出している必要がある。
映画の価値
映画が1番のメディア世代
映像を見ることで、ワクワクしたり、懐かしく思ったりすることができる。
また当時の感情や出来事を思い出すかもしれない。
まさに回想法の素材としてうってつけである。
ただし、画面や音声からの刺激は、今のものと比べて低刺激と言えるので、対象者によっては眠たい。