「川崎病」の版間の差分
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発見者の名前がついている、日本人が発見した病気として注目されることもある。 | |||
発見者は、川崎富作<ref>[https://kawasaki-disease.org/wp-content/uploads/2014/03/20140210154744032.pdf 川崎病第一報 – 特定非営利活動法人 日本川崎病研究センター]</ref>である。 | |||
症例としてのユニークさを説明しても、なかなか受け入れられないこともあったなかで、自説を信じてきちんと発表し続けたことで社会認知されたというエピソードには、勇気をもらう人も多いのではないだろうか。 | |||
[https://kawasaki-disease.org/wp-content/uploads/2014/03/20140210154744032.pdf 川崎病第一報 – 特定非営利活動法人 日本川崎病研究センター] | [https://kawasaki-disease.org/wp-content/uploads/2014/03/20140210154744032.pdf 川崎病第一報 – 特定非営利活動法人 日本川崎病研究センター] |
2024年5月29日 (水) 03:30時点における版
早期発見の重要性
川崎病では、冠動脈瘤を形成すると、その後のフォローアップがたくさん必要になる。
そのため早く見つけて、早く治療につながることが重要。
特徴的所見
現在、川崎病の診断基準としても用いられる特徴的な所見がある。[1]
下記に気が付いた場合には、早めの受診が心疾患の発生予防に重要。
- 38℃以上の高熱が続く。
- 白目の部分に血管が浮き出るように赤くなる目の充血。
- 唇・舌の乾燥・充血。とくに「いちご舌」と呼ばれる赤いブツブツが目立つ。
- 大きさや形が異なる赤いまだら状の発疹。
- 手足が赤く腫れ、指先の皮が剥がれむける。
- 首のリンパ節の腫れ。耳の後ろから首にかけて腫れ上がり、触ると硬く感じる。
その他、「熱が出てから、BCG注射を打ったあとが赤く腫れて、かさぶたができる」 も重要。
発見者と論文
発見者の名前がついている、日本人が発見した病気として注目されることもある。
発見者は、川崎富作[2]である。
症例としてのユニークさを説明しても、なかなか受け入れられないこともあったなかで、自説を信じてきちんと発表し続けたことで社会認知されたというエピソードには、勇気をもらう人も多いのではないだろうか。
川崎病第一報 – 特定非営利活動法人 日本川崎病研究センター
日本で発見された疾患概念-川崎病の発見:日本川崎病研究センター川崎富作.日本循環器学会専門医誌 循環器専門医第24巻第1号 2016年2月
よくまとまっているリファレンス
患者様向けコンテンツ
原因不明の「川崎病」 6つの症状と診断・検査、心臓の合併症を防ぐ治療 | NHK健康チャンネル
患者数
乳児は、発症率かわらず。一方3歳以上で、増加傾向。(30年で5倍)[3]
気づけるDrが増えてきていることも考えられるが、その他要因の可能性もある。