心不全
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心臓の働きが不十分になるなどして、起こる様々な状態。症候群であり、病名ではないことに注意。
心不全に至る疾患としては、心筋梗塞・心筋症・弁膜症・不整脈などがある。心血管疾患のページも参照。
症状
症候群である心不全に含まれる症状としては下記のようなものがある。
疲労感や脱力感、四肢の冷感、チアノーゼ、食欲不振や息切れ、浮腫、体重増加、呼吸困難[1]
特に、起坐呼吸は、重度の心不全の臨床的徴候として重要である。他疾患との鑑別も重要であり、詳細は、起坐呼吸の記事を参照のこと。
慢性心不全
心不全の状態が慢性化している状態。
慢性心不全においては、投薬治療が中心となる。
降圧薬、心臓の収縮力を抑制する薬、利尿剤など[2]
高齢者と心不全
加齢にともなって、心不全となるリスクは高まる。
つまり、高齢者は心不全となる可能性が若年者よりも高い。
下記サイトが、参考となるし、説明資料としても活用できる。
高齢者の心不全|心臓病の知識|公益法人 日本心臓財団 監修:百村 伸一 先生 自治医科大学さいたま医療センター センター長 循環器内科 教授