BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)

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心疾患の血液検査指標の一つ。

基準値は、18.4 以下 pg/mL[1] 心室負荷や心筋肥大、心筋虚血などにより高値となる。

BNPは長時間心臓に負担がかかると主に心室から分泌されるホルモンで、血液中の濃度を調べることで心不全や心肥大など心臓病の早期発見が可能となる。[2]

保険点数

ア 脳性Na利尿ペプチド(BNP)は、心不全の診断又は病態把握のために実施した場合に月1回に限り算定する。

イ 脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)及び心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上をいずれかの検査を行った日から起算して1週間以内に併せて実施した場合は、主たるもの1つに限り算定する。

ウ 脳性Na利尿ペプチド(BNP)、脳性Na利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)及び心房性Na利尿ペプチド(ANP)のうち2項目以上を実施した場合は、各々の検査の実施日を「摘要」欄に記載する。BNP(ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド)|臨床検査項目の検索結果|臨床検査案内|株式会社ファルコバイオシステムズ