インシデント
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結果的に被害はなかったが、危うく重大な事故につながる可能性があった事象をインシデントと言う。
ヒヤリハットとも呼ばれる、起きそうで起きなかったけど、ヒヤッとした、の次の重要度。
のちに影響が出るような事故が起こってしまった場合はアクシデントとして処理される。
ハインリッヒの法則が論拠
ハインリッヒの法則を背景として重要視されている。
ミスの取り扱い
大切なのは、人間は必ずミスをする生き物であり、ミスをなくすことができないが、ミスをするときには必ず何かしらの傾向があるはずと言うことである。
そしてその傾向をもとにミスが起こらないよう対策を立てることが可能であると言うことである。
むしろ、ミスが起こることを前提として統計データに基づいて業務を組み立てたり、相互にスタッフ間でフォローができるような体制をつくりあげることの方が、一人一人が気をつけてミスを減らそうと言う根性論より、よほど重要で建設的である。
インシデントの共有
どこまで個人名を出すか、現象を詳細に共有するかは、有効な対策と出来るかどうかと、心理的安全性の両天秤となる。
でも、さらりと、あるがままを、報告して全員の責任にするのが1番で、そうするとうやむやにならず、顧客の利益が確保される。
ミスはネガティブなものではないという共通認識がチーム、もしくは会社にある、という状態形成が重要。
