核兵器

原子核の分裂、又は融合に伴う質量変化から得られる莫大なエネルギーを兵器転用したもの。

人類を滅ぼす可能性があるものとして並び称されている。

使用が実現のモノとなった場合、報復の連鎖による核戦争となる可能性は極めて高く、人類が絶滅するかもしくは、文明水準は大きく後退することになる。

間違いなく、医療福祉の水準は後退し、自己判断能力に長け、武力や組織力に優れた存在以外生き残りづらい世の中となり、貨幣経済や平和な世の中が大きく後退することが見込まれる。

核兵器概要

原理的には、原子爆弾と水素爆弾が主なものになる。

融合を核兵器運用するためには、重水素をヘリウムに核融合するための超高圧を実現する必要があり、現在の技術では、原子爆弾がもちいられる。

また、邪悪なものとして中性子爆弾というものがある。爆発力を抑え、人間をはじめとした生物を中性子で、建物等を投下して殺傷しつつ、インフラを保全する目的で使用する。

コバルト爆弾が、それよりも邪悪なものとして存在する。放射線を発する残留物が１世紀近く残存し、それを取り除く技術は存在しないといわれている。コバルトに核爆弾から発生する中性子を捕獲させて、放射能をばらまくことで、長期間放射能汚染を継続させる邪悪なアイディアの一つである。

普段から、核兵器がなくても平和を維持するための方法を考えることで、核兵器をなくす方向性に人類で進んでいけるように、アイディアを発信したり、政治参加をすることが大切で、核兵器の存在は、日々の無関心の延長戦上に存在し、核戦争はさらにその先に存在する。

普段の生活の中で、核兵器をなくす方向で働きかけを継続するひとが増えるように、自分の日常を見つめなおすことは有力な手段であろう。

核兵器使用の直後に発生する熱線や、放射線、爆風から逃れることと、その後の放射能の半減期を待つための施設として核シェルターが考案されている。

核兵器炸裂時の各種被害からの退避と、その後の放射能からのがれた環境ですごせる環境が核シェルターの主要な機能となる。

一般的に屋外で活動可能なレベルまで線量が低下するまで、１４日前後必要と言われている。

核シェルターが存在しない場合には、地下が第一選択肢となる。地下が存在しない場合には、屋内のなるべく中心部にて伏せて爆発をやり過ごすこと、またその後の放射性物質の降下をさけることができる場所を確保することが大切になる。