血気胸
提供:作業療法大百科事典OtWiki
血気胸とは、肺の中に空気と一緒に血液がたまってしまう病気。
おおよそのせつめい
肺は呼吸をするために空気を入れたり出したりするのですが、血気胸では肺に穴が開いてしまったり、肺が傷ついたりすることで、空気と血液が肺の中にたまってしまう。
原因
この病気は、胸を強く打ったり、車やバイクの事故などで胸に怪我をした場合に起こることがあり、症状としては、胸が痛くなったり、息が苦しくなったり、咳が出たりする。
治療の必要性
短時間に窒息ショックとなり、心臓停止に至ることもある。[1]
治療の内容
治療は、病院で行われます。医師が肺の中にたまった空気と血液を取り除くために、胸の中に針を刺して、空気と血液を抜き取ることがあります。また、胸の中にチューブを入れて、空気と血液を抜き取る手術をする場合もあります。
早めに病院で治療を受けることが大切です。[2]