ダニング=クルーガー効果
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能力の低い人が実際の評価と自己評価を正しく認識できずに、誤った認識で自身を過大評価してしまうこと。[1]
概要
心理学者であるデヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーの2人が、米コーネル大学の学生に対して、「ユーモア」「論理的思考」「英文法」の3種目のテストを実施し、さらに自分の成績が全体のうちどの程度なのかを予想させた。
結果として、3種目すべてにて実際の評価が低い学生ほど自己評価が高く、実際の評価が高い学生ほど自己評価は低くなった。