「コルセット」の版間の差分

提供: 作業療法大百科事典OtWiki
8行目: 8行目:


腹圧補助
腹圧補助
を期待して用いる。
コルセットを装着した場合には、体感前屈時に、未装着時には働かない腹直筋が働く。<ref name="kenkyu1">[https://core.ac.uk/download/pdf/229722226.pdf 腰部コルセット装着の腰背筋群の筋力への影響に関する形状記憶合金入りコルセットを用いた実験と考察.小林正典]</ref>


==コルセット装着と体幹筋力低下の関係性==
==コルセット装着と体幹筋力低下の関係性==

2022年3月20日 (日) 05:46時点における版

腰巻。

腰椎圧迫骨折の際などに使用する。

機能

徐痛

腹圧補助

を期待して用いる。

コルセットを装着した場合には、体感前屈時に、未装着時には働かない腹直筋が働く。[1]

コルセット装着と体幹筋力低下の関係性

あるという報告がある。

特に内腹斜筋の機能低下が報告されている。

コルセットを装着したブリッジ,バードドッグ,下肢伸展挙上の腰部安定化運動では内腹斜筋の活動が低下するため,より頻回に腰部安定化運動を行い、ローカル筋群の賦活を促していく必要がある。[2]

腰部安定化運動中の体幹筋活動はコルセット使用で内腹斜筋の活動量が低下することが示された。[3]

参考