スマートフォン

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スマートフォンとは、操作面と画面が一体となった携帯電話である。

実態としては、電話と言うより、電話の機能を搭載した小型のコンピュータという方が正しい。

また、スマートフォンは基本的に、電話利用のみを行うものではなく、インターネット回線にアクセスすることができるものである。

スマートフォンがうまく使えると、日常生活上の様々な問題が解決できる可能性が高まるので、作業療法士が生活指導の中に取り込めると対象者の生活の幅を広げることに非常に役立つ。

本来、IADLで評価するべき項目とするべき内容といえ、その重要性はますます高まっているが、参考とするべきものの情報整理がおいついていないのが現状である。

下記では作業療法的視点から、スマートフォンの特性について述べる。

コミュニケーションツール

当然ながら、スマートフォンは電話としての機能を有している。

つまり、電話ができる。

しかし、電話ができるだけではない。

メールができる。それだけではない。

下記のような各種アプリケーションを用いることで、様々な形のコミュニケーションを持つ機会を得ることができる。

これは、疾患や障害などによって、日常生活に制限のある人のコミュニケーションの幅を広げることに非常に役立つ。

情報検索ツール

スマートフォンはインターネット上の情報を検索することで入手するための有効なツールである。

当サイト otwiki.orgにしても、スマートフォン上から作業療法に関する情報をサイト上部の検索窓から検索することができる。

作業療法について述べるサイトも近年増えてきている。

作業療法士にとって、インターネットの重要度、特に情報を手に入れるツールとしての検索技術の重要度はますます高まっている。

検索能力が、作業療法対象者にとって有益な作業療法を提供できるかに大きな影響を与える。

また、対象者の方に、有益な情報を自分で検索するように勧めるのも重要なインターネットの使い方であると言える。