リウマチ性多発筋痛症

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両側性におこる。肩関節、というよりも肩の周囲の筋肉と、上腕の筋肉を指圧したときの痛みなどが特徴。人によっては耐え難い痛みとなってあられることがある。

また、70~80才という比較的高齢になっておこる。[1]

全身倦怠感や意欲の低下、手首や膝関節の疼痛が起こることもある。

診断に用いられる特徴

3つ以上当てはまる場合には疑ってかかる。そのほかの要因を取り除いて、最終的に判断することになるそう。

両側の肩の痛み、またはこわばり感

発症2週間以内に症状が完成する

発症後初めての赤沈値が40 mm/h以上

1時間以上続く朝のこわばり

65歳以上発症

抑うつ症状もしくは体重減少

両側上腕の筋の圧痛

また、MRIも有効である。[2]三角筋の滑液包炎などが高頻度でみられる。MRIの画像をもちいて診断の材料とする。[3]

参考

リウマチ性多発筋痛症|膠原病・リウマチ内科|順天堂医院