膝関節

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人間足の、まん中らへんにある関節。

無意識ながらも、生活のありとあらゆる行為で、使うことになる関節。

膝関節は、特に、移動の自由の経済性を大きく左右する関節であると言える。

生理学的構成要素[1]

膝関節は、以下のような構成要素でなりたつ。問題を考える時の切り分けに重要な知識。

関節包:関節を包み込んで保護すると同時に、関節を栄養するとても大切になる組織の滑膜と滑液を保持するのに役立つ

大腿骨 膝蓋骨 脛骨 腓骨

軟骨:関節の動きの摩擦や抵抗を減らす。

関節液:関節軟骨など、血管のない組織を栄養するために極めて重要な役割を果たす。関節内で炎症が起こると、関節内の関節液の量が増え、いわゆる「水が溜まった」状態になる。

半月板:大腿骨脛骨腓骨の間のクッションや、摩擦や抵抗を減らす役割を果たす。

靭帯後十字靭帯 前十字靭帯 内側側副靱帯 外側側副靭帯

筋肉大腿四頭筋 膝蓋腱 ハムストリングス

主な関連疾患

変形性膝関節症O脚含む)

関節リウマチ

参照