脳トレ体操

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マルチタスク機能に働きかけることで、現状の自分自身の脳の処理能力がよくわかる。

日常生活の遂行能力を類推するなどの場面で幅広く活用ができるため、生活にかかわる作業療法士にとっては極めて重要な臨床ツールの一つ。

難易度調整

段階付けが行えることが、作業療法士が臨床ツールとして脳トレ体操を用いるためには必須となる。

主に、「速さ」「同時に行うことの数」「動作条件の複雑さ」「インプットとアウトプットのそれぞれの数」という視点で調整が可能である。

速さ

早ければ難しい事は言うまでもないが、非常にゆっくりと行ったり、テンポがタイムリーに変化するとそれもむず

手遊び歌

グーチョキパーで何つくろう

難易度調整

難易度調整は、手の形の一対一対応にするか、そこから先で分岐するかによって行うことができる。

同じ手の形で、違うものを作ることが出来る。(「右手はパーで、左手もパーで」も、うさぎさん、やキャベツ[1]などのように複数のものを作ることができる)

もしも、同じ手の形であっても、作るものが違うと、聴覚刺激を受けてスピーディーに判断して手の形を変更するという一連のタスクが要求されるることになる。

逆に、「右手がグーで左手がチョキ」ならば、必ずカタツムリ、という条件設定で行う場合には、難易度は下がる。

参考