つまみ動作
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つまみ動作は、2本ないし3本の指を用いて、より少ない表面積で物を支持・固定する動作である。
つかみ動作(グリップ)に比べて、より巧緻性や動作の細分化を必要とするものとして、相対的に粗大な運動であるつかみ動作とは、区別する。
種類
指尖つまみ
指腹つまみ
鍵つまみ・側副つまみ
たばこつまみ
側つまみ・横つまみ
ピンチ力
指でつまむ力の大きさを表すときなどに、ピンチ力、という表現を用いる。
これはそのまま、ピンチ=pinch (つまむ)という英語を使った表現である。
それ以上の細かなつまみの力の表現については、明確に確立しているとは言い難い。
論文によっては、都度、第1指と第2指の指腹でつまむ力を指腹つまみ力,第1指の指腹と第2指の側面でつまむ力を横つまみ力と呼ぶ[1]など定義している。