スポーツ

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社会性の面から、非言語的な人間集団の形成、価値観の共有などの面において、非常な価値を有する。

言語的未成熟な子供の成長や、大人の健康増進に非常に大きな良い影響をもたらしうる。

その一方で、非言語的コミュニケーションがあまりに優位になると、ハラスメントの温床となる。

スポーツは楽しむもの

スポーツは成果主義に陥ることがおおいが、本来は面白さを追求するのがスポーツである。

競うことが面白さにつながるのであればそうするべきであろう。

そうでないなら、そうすべきではない。

人生の幸せにつながることが、スポーツの意味である。

スポーツからの学び

上記に矛盾するようであるが、スポーツは「困難」に立ち向かう経験の機会としてとても重要である。

楽しい時やうまくいっている時、乗っている時というのはおのずから向き合いやすいし続けやすい。

一方でうまくいかない時、伸び悩んでいる時に自分をどうするか、楽しくないと思った時にも自分を信じて頑張ることができるか、という能力を健全に伸ばすことができるかどうか、についてスポーツが大いに役立てられる。

しかし、それを役立てるのは本人の主体性があってこそであり、周囲の強制によってではないことは、決して忘れられてはいけないだろう。


資料

https://www.japan-sports.or.jp/publish/tabid776.html