マッサージ
徒手的に加圧したり、伸張したりすることで、身体的ないし精神的に状態を整えること。
顧客の需要は高いので、一通り出来るとラポール形成しやすいという意味では有用。
ただし、持続的な治療効果はあまり無いので、本質的課題を捉えて、アプローチすることが大切である。マッサージの効果をマウスを用いて科学的に実証した研究成果が発表されたが、人での実証研究結果はまだ発表されていない。
また、疾患や対象者の状態によっては無意味である。根拠を持って行うべきである。
効能に関する科学的根拠
好中球を除去することによって、治癒効果が高まる可能性があるという。[1]
筋再生のしくみ
骨格筋の損傷に対する反応には、免疫細胞が重要な役割を果たしている。Seoらは、筋肉内に筋毒素を注入して虚血状態にしたマウスの後肢筋再生に対する機械的負荷の効果を調べた。ソフトインターフェースのロボットシステムを用いて圧縮力を加えたところ、好中球の排除が促進され、炎症性サイトカインおよびケモカインが減少し、筋線維の組成および機能が改善された。この結果は、筋肉の再生を促進するための機械的刺激による治療法の開発を支持するものである。
圧をかけることが、筋肉内部の毒素や好中球の排除を促進することによって、炎症改善や筋肉の再生の促進に役立つ可能性が示されている。
こちらのサイトから、簡単な紹介についてを読むことができる。
最高の治療効果を得るには3日目に好中球を排除するといい -ナゾロジー
痛みの根本原因へのアプローチの重要性
マッサージは、筋肉疲労の改善を意図して行われることがほとんどである。
一方で、マッサージを繰り返し行ったとしても、疲労が発生する原因が除去されない限り、繰り返し痛みが発生する。
可能であれば、痛みそのものに対処するよりも痛みを発生させている根本の原因を取り除くことを考えることが重要である。
手技
目的によって、行うべき手技は変わる。
目的を確認して行う。
筋肉の硬さをとる
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ptkanbloc/30/0/30_0_271/_article/-char/ja/
