肩関節

提供: 作業療法大百科事典OtWiki

肩関節は、実質肩甲骨の動きと上腕骨の動きの合成である。

上腕骨と肩甲骨の間の動きだけではなく、そもそも肩甲骨が、背骨や肋骨に対して稼働することによって、上腕骨の可動性が確保されている。

よって、肩甲骨の可動域を十分に考慮しないままに、上腕骨のみを保持して、関節可動域訓練をおこおうとしても期待する効果を得られないどころか、無理な可動域を動かしてしまい、疼痛を発生させる原因となってしまう可能性もある。

脳卒中後遺症による亜脱臼

脳卒中#肩関節の亜脱臼 を参照のこと。