「膝関節」の版間の差分
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2024年6月14日 (金) 00:24時点における最新版
無意識ながらも、生活のありとあらゆる行為で、使うことになる関節。
膝関節は、特に、股関節や足関節と共に、移動の自由の経済性を大きく左右する関節であると言える。
生理学的構成要素[1]
膝関節は、以下のような構成要素でなりたつ。問題を考える時の切り分けに重要な知識。
関節包:関節を包み込んで保護すると同時に、関節を栄養するとても大切になる組織の滑膜と滑液を保持するのに役立つ
関節液:関節軟骨など、血管のない組織を栄養するために極めて重要な役割を果たす。関節内で炎症が起こると、関節内の関節液の量が増え、いわゆる「水が溜まった」状態になる。
半月板:大腿骨と脛骨腓骨の間のクッションや、摩擦や抵抗を減らす役割を果たす。
主な関連疾患
膝の痛み
高齢になると膝の痛みが発生することがよくある。
これは、膝の組織が摩耗したことによって、起こることが多い。
また、歩き方や体にゆがみがある場合には特定の部位に負荷が集中することによって関節の変形が起こることがある。