自己肯定感
ないとしんどいもの 自信の根源。 なお、自己肯定感は自分で、理性的に作れる。
概要
1 自分で自分のことを感情的に好きでいる力。
2 自分の味方を論理的に自分でする力。
重要性
自由な世の中では寄って立つところを自分で決める必要がある。
その時に自分自身を拠り所にするときの根拠となるのが、自己肯定感である。
つまり、自己肯定感が不十分だと、自由な世の中で生きていく難易度が上がる。
自己肯定感が低いと、自由な世の中との間に問題ばかり起きる
自己肯定感が低い人は、
1 現在自分がよって立つ価値観を変更することが非常に難しい
2 他者を支配することで不安を補う
3 問題解決が難しい
3に関しては相互的。
高め方
自分の分を踏まえて、志をたて、それに向かって挑むこと。その中で、自分自信の具体的取り組みをとおして、自分自身を確認し、認め、愛すること。
それ以外の方法は存在しない。
今、この瞬間に感じ取ったものを拠り所にして、自分自身をとおして世界を感じ、世界に働きかける。
これだけで自己肯定「感」は高まる。
無駄に忙しくしないこと、無駄に暇になって見ること。暇のなかで自分の体と感覚を通して、世界をただ感じること。
これだけでは、感覚的によくわからない場合には マインドフルネス や 原始仏教 などの論理が参考になる。
幼少期の経験
一般に、幼少期の親からの刺激によって自己肯定感は左右されうると言われる。
また、自己肯定感の低い親が、子供を支配することで不安を補っている場合、その子供の自己肯定感は低下の方向に働きかけが起こる。
とはいえ、過去の事はどうしようもないので、そういうこともあるんだな、どうしようもないから、これからどうしよう、と考えることが大切。
役立つもの
ゆったりとした日常生活
自分でコントロールできることがあると感じられる生活環境
また、感覚の相対化とでもいうべき概念を通して振れ幅的なものを学ぶ上で、般若心経にあるような「空」の概念、人が無意識的に用いている「概念」の概念についての学びも、人生の自由度を高めながら自己肯定感を高めるのに有効であるが、人間の認知に対する基本的な理解がないままに読んでも、手がかりがないのでキャパオーバーでかえってしんどくなる可能性もあるため、比較的学びの余裕がある人向け。