時間管理
提供:作業療法大百科事典OtWiki
時間管理の奥義は、まず、やりたいことを決めること。それからやらないといけないことを決めること。
決して逆ではない。
時間管理の有効性
作業療法士にしても対象者の方にしろ、余裕がない原因の一つに、時間の使い方がある。
時間をうまく使うための方法と技術は大切である。
タスク管理
タスク管理はとても大切である。
人生の時間は有限なので、その質を高めるための時間管理を行うためには、やらなければいけないことを決めるよりも、やらないことを決めること、手放すことが必要だからである。
具体的には、やりたいことや、それらに関連するやらなければならないこと、それ以外はやらないこと、として重要度を重みづけする。
それらを一覧にして管理する。
空白時間の重要性
一番大切なのは、まとまった余裕の時間(バッファ)を作ること。
スキマ時間の活用
そのために、細切れの時間を有効活用すること。
前後のマネジメント
計画と準備と後始末をきちんとすること。
これらによって体験や経験の再利用性が高まる。
時間泥棒ばかりの現代社会
自分の人生にとってほんとうに大切なのかを考えていないと、溢れかえる情報に本質的でない時間を費やしてしまう。
自分の人生の時間の使い方は、自分で決めて、コントロールできることが自尊感情にも大きく影響する。
自分の時間を使う権限を自分自身に取り戻す感覚がとても大切。
時間泥棒の例
得られる効果が自分の人生にとってやりたいことと関連する場合は必ずしもそうではないが、多くの場合時間泥棒であるものを挙げる。
テレビ
ゲーム
インターネット
動画
音楽
書籍
雑誌
漫画
料理
洗濯
掃除
スポーツ
逆説的に、他人の意見を元に時間泥棒だと決めつけると、自分が本当に大切にするべきものを見失う。他人の意見はあくまで参加として自分がどうしたいかを元に自分の価値基準で分類することが大切。