アウトプット
提供:作業療法大百科事典OtWiki
自由な世の中では、社会生活上の重要度がとても高い。
とても、広い意味合いで、いろいろな文脈で使われるので、そこに含蓄されている意味もさまざま。
そこで、otwikiでは下記の通り定義する。
定義
頭の中のアイディアやビジョンを他人にわかる(批評可能な)形に表現、具体化、出力すること。
具体例
発信、ものづくり、制度設計、企画づくり、実行、デザインの具体化。
意義と重要性
「できる自分」になるための過程の検証のツールとして重要
他者との繋がりを、建設的に構築することができる
謙虚でいることができる。
自分がアウトプットする時のポイント
思っていた結果が出るまで、アウトプットをやめない、継続すること。
途中でやめることは、誰にでもできるが、アウトプットし続けることは、そう多くの人にできることではない。
アウトプットを続けられるように習慣化の技術も用いながら、うまく、自分を他者批評の中に自然と置くこととそれが楽しめるようになることが大切。
大切なのは「認める」こと
アウトプットは一つの「地点」である。
つまり、「現時点でのパフォーマンス」を象徴する。
「いまは、こうなんだ」という「ありのまま」を「認める」ことが、より良いアウトプットができるようになるためには大切。
他者のアウトプットへ賞賛は必ずしも不要
アウトプットは結果である。すなわち、他者へのアウトプットへの賞賛は不要である。相手の努力への尊敬と、結果に対する率直な感想があれば良い。
「段階づけ」「スモールステップ」など、作業療法士にとってよく使う勇気づけの方法として、他者のアウトプットを「認める」ことがある。
相手のアウトプットまでの過程に敬意を表し、その上で端的に自分の感想を述べ、次にどうして欲しいかを伝えると建設的である。