作業療法士と骨
作業療法士にとっては、人の生活行為における、作業分析の基本的な知識としての関節を構成する要素として極めて重要である。
なぜなら、人の生活行為は、体の各関節を動かすことで目的とする動作を実現し、達成している。
そして、関節を動かす動力となっているのは、筋肉、筋である。
つまり、その筋の起始と停止は、骨の上にあることがほとんどであるため、骨が理解できていない場合には、ある筋の機能について説明することができないからである。
作業療法士は、主要な骨については、理解と把握ができていなければ仕事にならないとさえ言える。