「外腹斜筋」の版間の差分

提供: 作業療法大百科事典OtWiki
 
28行目: 28行目:


[[肋間神経]](T5〜T12)
[[肋間神経]](T5〜T12)
==トレーニング方法==
外腹斜筋単体を鍛えるのではなく、いろいろな筋肉と一緒に負荷をかけて鍛える。
===クランチ===
  - 背中を床につけた状態で、膝を曲げて足を床につけます。
  - 両手を頭の後ろに置き、上半身を膝に向かって持ち上げます。
  - 腹筋を収縮させて、上半身を少し浮かせ、ゆっくりと戻します。
===レッグレイズ===
  - 背中を床につけた状態で、両手を横に広げます。
  - 両脚を伸ばして持ち上げ、腹筋を使って上半身を持ち上げます。
  - 足をゆっくりと下ろして元の位置に戻します。
===ニーレイズ===
  - 背中を床につけた状態で、両手を横に広げます。
  - 膝を曲げた状態で足を持ち上げ、腹筋を使って上半身を持ち上げます。
  - 足をゆっくりと下ろして元の位置に戻します。
===錘(おもり)を使った腹筋トレーニング===
-錘を胸の前に持ち、背中を床につけた状態で上半身を持ち上げます。
-腹筋を収縮させて、上半身を少し浮かせ、ゆっくりと戻します。

2024年4月16日 (火) 11:55時点における最新版


外腹斜筋は、腹の横側にある筋肉で最も表層部に位置する筋肉

腹圧排便を助ける重要な役割を果たしている。

コアスタビリティの一部

作用

この筋肉は体幹部を回旋させる作用を持ち、その他にも体幹部を横に曲げる働きにも関与する。

主に体幹部の回旋、屈曲、側屈

左右両側の筋肉が同時に作用した場合は腹直筋と共に体幹部の屈曲動作に関与

一方のみ働いた場合は体幹部の側屈や回旋動作に大きく貢献

起始

第5〜第12肋骨の外面

停止

鼠径靭帯、腹直筋鞘前葉の一部、腸骨稜外唇の前方1/3

神経支配

肋間神経(T5〜T12)

トレーニング方法

外腹斜筋単体を鍛えるのではなく、いろいろな筋肉と一緒に負荷をかけて鍛える。

クランチ

  - 背中を床につけた状態で、膝を曲げて足を床につけます。
  - 両手を頭の後ろに置き、上半身を膝に向かって持ち上げます。
  - 腹筋を収縮させて、上半身を少し浮かせ、ゆっくりと戻します。

レッグレイズ

  - 背中を床につけた状態で、両手を横に広げます。
  - 両脚を伸ばして持ち上げ、腹筋を使って上半身を持ち上げます。
  - 足をゆっくりと下ろして元の位置に戻します。

ニーレイズ

  - 背中を床につけた状態で、両手を横に広げます。
  - 膝を曲げた状態で足を持ち上げ、腹筋を使って上半身を持ち上げます。
  - 足をゆっくりと下ろして元の位置に戻します。

錘(おもり)を使った腹筋トレーニング

-錘を胸の前に持ち、背中を床につけた状態で上半身を持ち上げます。
-腹筋を収縮させて、上半身を少し浮かせ、ゆっくりと戻します。