見当識

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臨床上極めて重要。

「ここはどこで、今はいつで、私は誰」といった、世界に自分自身を位置付ける能力のこと。

一般にこの能力が障害されていると、当事者の不安は一般に高まりやすい。

そのため、見当識が障害されている人は、その不安に影響をされた周辺症状も出現しやすくなる。

作業療法士と見当識

見当識は、作業療法士にとって極めて基本的な評価の要素である。

作業療法士は、会話の中で対象者の見当識障害を評価することが多い。

そして、その評価に基づいて、生活を組み立てるにはどのような支援やツール、あるいは練習や訓練が必要になるのかを組み立てる。

見当識障害と疾患・受傷との関連

見当識障害が起こるような疾患・受傷には以下のようなものがある。

認知症

脳卒中

頭部外傷


などなど。