チームビルディング
仕事は基本的に、組織で行うコトが多く、チームでどれだけうまく動くコトができるか、というチームビルディングの視点が、生産性を高くし、顧客利益を高める上では、極めて重要になる。
個々のプレイヤーが自分の業務責任範囲を明確に意識しつつも、領域外も完全に人任せにせず関心を持ち、一人一人が自分で考えつつも、うまく情報共有して、尚且つ不必要な衝突や業務ロスを回避するための全体の方向性の指針がある、というかなり難易度の高い状態像を目指していくための、組織づくりの技術が、チームビルディングであると言える。
生産性とチームビルディング
情報産業における資料であるが、下記が参考になる。
良いチーム、とは、「顧客利益に叶う成果がリソース内できちんと効率よく行えるチーム」であり、それを実現するためには、生産性を各チームごとできちんと定義しておく必要性がある。
チームビルディングとはじめ方
チームリーダーとして気をつけること
メンバーに対してチームリーダー(マネージャー)が気をつけるべき点
構成員の要素
能力
当然、個々のメンバーの能力には差がある。
達成するべき成果に向けて、発揮できる能力は個々に差があり、できるメンバーとできないメンバーの差が大きい時には、それをきちんと捉えて、何らかの納得感の得られる形で表現しなければならない。
この能力は、単純に生産性が高いか低いかも含みつつ、実は自己管理能力の側面が大きい。自分のタスクや、仕事の品質の管理はもちろん、体調やメンタル、他者に与える影響などの管理ができるかどうか、と言う能力が極めて大きな要素を占める。
コミュニケーション
仕事上、必要になるのは、個々の連携や業務受け渡し、成果に向けての不必要なしごとの削減であって、コミュニケーションは、チームビルディングの中核をなす。
業務フロー
淡々と仕事をする時の流れ。
合理化されている方が、低コストで求める結果が得られるので、仕事としては良い。
が、突き詰めすぎると、面白さ、やりがいが消失してしまい、優秀な人材の放出につながってしまうため、組織を柔軟に保つためには、他の要素との兼ね合いで業務フローの合理化はすすめるべきである。
裁量権
個々のプレイヤーにどの程度、何を任されているかと言うこと。その裁量権及び責任に基づいて、給与が支給されているとき営利組織はうまく機能する。
心理的安全性
業務に集中できるかどうかを大きく左右する。
自己肯定感
自己肯定感が低い人材がチームにいる時、特にその人材の攻撃性が高いと、心理的安全性が一気に低下する。