SST

提供:作業療法大百科事典OtWiki

作業療法士が運営することもあれば、病院によっては関わらないこともある。それぞれ。

ただし、対象者が求めれば作業療法士参加ができるし、必要な支援が行えるので、大切なのは対象者が作業療法士の同席を希望することであろう。

重要なこと

主体性を発揮できること

自分の生活の目標を設定できること

必要なスタッフ

リーダー 1名

メンバーサイドスタッフ 1名

記録者 1名

実施の目安

頻度 週一回

時間 1時間/回

人数 概ね10名以下

集団 クローズド

参加者 病状が急性期を脱して安定している、言語を用いた意思疎通ができること

実施の流れ

ミーティング

スタッフ間でミーティングを行う。おもに参加メンバーとそのそれぞれの目標を事前に確認する。

また事後には、内容そのものの振り返りと次回にどのような内容を行うか、目標とするところは何かを確認する。

SST本体の流れ

導入紹介 目的・方法・ルールの確認

アイスブレイキング・ウォーミングアップ

宿題のチェック

練習場面の確認

練習場面のセット

ロールプレイ

正のフィードバック・改善のためのフィードバック スタッフだけでなく、メンバーからもフィードバックを募る

モデリング

改善のポイントを踏まえてロールプレイ

正のフィードバック

宿題の設定 実際の生活で活用できるよう汎化する宿題を出す。ブリッジング。

必要な評価項目

生活自立度

作業遂行機能・能力

対人関係

交友関係

コーピング技能

目標設定

「〜ができるようになる」の形で、具体的で検証可能な目標を設定する。