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2021年5月9日 (日) 09:15時点における版
イギリスの医師である故カレル・ボバース博士と理学療法士のベルタ・ボバース 夫人により開発された、リハビリテーション治療概念のひとつ。
古典的リハビリテーションと比べて治療効果が高いという、科学的統計学的エビデンスは存在しない。[1]
そのため、経済的に実践の価値があるかは一考される必要がある。講習会等は有料であるし、今後加算等が得られる見込みも薄いからである。
エビデンス
脳性麻痺に対する介入は、何もしなかった群と比較して変化がなかったという。[2]
脳卒中における介入は、古典的なリハビリテーションと比べて優位な効果がないというエビデンスがある[3]
現在の状況を正確に表現するとすれば,「中等度以上の麻痺を呈された対象者の方には,ボバースコンセプトの優位性はない」に加えて「重度例に対しては,エビデンスが存在しない(未だに検討されていない)」と言うことが挙げられる.つまり,重度な麻痺を呈した症例に対しては,効果は未知数ということを示している.ただし,未知数である手法を,一般的な医療の現場で,継続的に使用し続けることに問題がないわけではない.従って,今後は,重度な麻痺を呈した対象者に対するエビデンス調査する必要がある.
[4]
評判
肯定的意見
初めて入職した職場の先輩が何をやってるのかがわかった。
否定的意見
30代でOT取得し、身障か精神で迷いました。
数十年前の話ですが、、
当時はボバースアプロ―チにのめりこんでいました。
結果的には後悔しています。
アプローチの本質というのは自分なりにつかめた気がしますが、
正直みんな手探り状態だと思います。
その中で、他の職員や他のアプローチを批判したり、患者の悪い面しか見えなくなったりと(個人差あり) 人生を棒にふったと思っています。
結論言うと、身障領域は講習会程度で精神に行った方が良いと個人的に思います。
あと、作業療法とか以外に社会心理学や経済心理学とかも勉強しながらできるだけ病院だけの狭い視野で生きないようにした方が良いと思います。