「生産性」の版間の差分

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「医療の提供を終了とするときの状態と医療を提供されなかった時の状態改善の差分」÷「投入した人、物資、場所、金銭的コスト」
「医療の提供を終了とするときの状態と医療を提供されなかった時の状態改善の差分」÷「投入した人、物資、場所、金銭的コスト」


==介護における生産性==
===介護における生産性===
「介護サービスの提供があって初めて実現できる生活ないし機能改善と介護サービスなしの状態との差分」÷「介護サービスの総合的コスト」
「介護サービスの提供があって初めて実現できる生活ないし機能改善と介護サービスなしの状態との差分」÷「介護サービスの総合的コスト」



2023年8月31日 (木) 04:28時点における版

牧歌的な、医療、介護、福祉の提供が終了し、顧客が安定して実りのあるサービスを享受し続けるためには、事業者側、特に、プレイヤーズ側の生産性の観点が必要不可欠である。

つまり、作業療法士であれば、作業療法周りの業務の生産性について、言語化してみる必要性がある。

他の医療、介護、福祉の職種についても同様である。

生産性の定義

「業務成果」÷ 「業務コスト」

なぜ重要か

極めて単純な話で、どれだけ素晴らしい結果を残しても、業務コストが極めて大であるとき、そのサービスは継続性が皆無であるから。

顧客にとって、継続性のないサービスは、生活継続性の観点からは、全くの無価値である。

医療、介護、福祉は、サービスを継続できるコトが、生活の安定や、安心、波及効果に大きな影響をもたらす。

つまり言うまでもなく、第一に継続性が重要で、その継続性を担保するのが、「生産性」だから。

例外

福祉事業や、パイロット事業等で、潤沢に公金等を使える場合は、成果第一で生産性は2の次になるコトがある。

もっとも、こうして作られる事業は汎化しないので、広く市民生活には行き届かず、享受できるのは運のいい限られた人物だけになる不公平を排除できない。

社会一般に「良い取り組み」を汎化させるには、「生産性」が必ず避けて通れない、と考えておく方が、長期的顧客利益の形成のためには間違いない。

医療における生産性の例

「医療の提供を終了とするときの状態と医療を提供されなかった時の状態改善の差分」÷「投入した人、物資、場所、金銭的コスト」

介護における生産性

「介護サービスの提供があって初めて実現できる生活ないし機能改善と介護サービスなしの状態との差分」÷「介護サービスの総合的コスト」

※保健外サービスが不考慮のため、十分な式ではないが便宜上。

福祉における生産性

「そのサービスがあって初めて実現できる生活ないし自立度とサービスなし状態の差分」÷「福祉サービスの総合的コスト」

※ボランティア等での支援が不考慮のため、十分な式ではないが便宜上。