切り絵
チョキチョキ、ざくざく、かりかり。
お急ぎで、インターネット上から図案をお探しの方はこちらから探すことができます
概要
紙などの素材を切り抜いて絵を作る。
組み合わせたりもする。
切り絵は一般に平面的。立体的なものが作りたい場合には、ペーパークラフトがおすすめ。
分類
ここでは主に、カッターナイフ等を使った切り絵を想定しているが、一般的には折り紙とはさみを使った、飾り切りものも切り絵ということがある。
そちらについては、飾り切りの項目を参照
道具
カッターナイフ等 紙 下敷き 図案 など[1]
必ず必要なもの
ナイフ 下敷き 紙
在宅で当面、お試しでやるなら100均で十分。証拠動画
ちょっといいものを買うなら、OLFAかNTなどがある。
図案の市販品
書籍などの形で市販されている。
自分で図案を準備できない人にはお勧めできるかもしれない。
完全自作
自分で、思い思いに作ることができる。
必要な構成要素
図案の認知ができるかどうか
手などを意図したとおりに操作できるか
リスクに応じた道具の選択ができるか
気に入った図案が見つかるか
工程
図案を選ぶ、転記する、切り抜く、組み合わせる。
基本
基本的なポイントは、しっかりと紙がナイフで切り抜けるかどうか。
片手でも行えるように必要に応じて工夫する。
概要
モチーフを選び、
下絵を書き、
切り絵用に太い線に修正し、
切り抜く。
必要に応じて下に画用紙などを差し込んで出来上がり。の動画↓
図案
図案には、上記の動画のように自ら書き起こす方法と、インターネット上で検索する方法と、書籍として購入する方法がある。
おすすめは、特別な写真からモチーフを作ることが出来る下記サイト。
使い方は、
Webサイトから探して印刷する
以下のようなサイトを使ってそれぞれ検索することができる。
折り紙とはさみを用いた切り絵の図案
ナイフの持ち方
ナイフの持ち方が工夫できると表現の幅ややりやすさに変化が出る。
知っておくだけでも大切
直線の切り抜き方
より詳細な解説動画
応用
基本に慣れたら、以下のような応用技術にチャレンジできる。
色付け
線画のモノクロさから少し難易度を上げて、色彩のバリエーションを目指す。
どのようにして色を付けるかについての動画↓
普通のカラーコピーから切り絵を切り出す技術
鬼滅の刃より竈門炭次郎をカラーコピーから作成する動画。
カラーコピーしたものを、
黒画用紙に張り付けて、
都度あたりをつけながら、
切り抜いていく。
どこにもくっついてないパーツ(切り離しパーツ)の扱いなどについても解説されている。
装飾
切り絵が完成したら、額縁に入れるなどして装飾を施して飾りつけたい。
額縁の項目を参考のこと
作業療法のアクティビティとしての切り絵
障害と切り絵の工程
作業療法士が関心を持つポイント
モチベーションの所在(切り絵がすきなのか、モチーフが好きなのか、誰かに送ることがモチベーションなのかなど )
身体耐久性(座位での耐久性など)
作業持続性(持続時間、集中力、注意機能)
作業上のリスク(認知機能水準、道具の扱いなど)
コミュニケーション能力(自分の要望や意図を協力者にうまく、伝えることができるか)
マネジメント能力(作業計画性、物品管理能力、日程工程の管理能力)
身体的な操作
切り絵を行う上で、身体操作はとても重要な要素となる。
ナイフを扱う側の手や上肢全体の協調性が大切なのは言うまでもない。
それと同時に反対側の手が大切である。紙を固定し、用いることができることが作業効率に大きく影響する。
準備や片づけ、物品の管理
まず、ナイフやハサミは刃物であり危険物であるため物品管理にとても注意が必要である。
また、創作のペースや作品に使用する材料の点数によっては、素材やパーツの管理、完成作品の管理スペース、片づけの方法をあらかじめ決めておくことが大切であろう。
難易度、段階付け
当然と思われるかもしれないが、やはりシンプルなモチーフの方が簡単でそうでないものはむずかしい。
小さかったり、直線的なものであったり、切り返しが少ないもの、複雑さが少ないものが簡単にできる。