困りごとのうち、解決すべきこと、解決の対象とする優先順位の高いもの。
優先順位の低いものは問題としない。
これは、実践的、現実的には、何でもかんでも問題にすればいずれは処理能力を超えて、パンクしてしまうからである。
特に、問題解決を取り扱う作業療法士と作業療法は、必ず優先順位と問題と問題解決はセットで考える。
優先順位の決定においては、尺度が極めて重要である。また、尺度の作成や的確な運用には、統計学の知識が欠かせない。
問題解決にあたる手段については、エビデンスにより有効性が示せることが必要である。エビデンスを示す手段としても統計学はとても重要である。