「日常生活動作(ADL:Activitiesof Daily Living)」の版間の差分

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[[医療]]や[[福祉]]の現場では、[[Barthel Index]]や[[FIM]]の活用が、知名度が高いため一般的に行われている。
[[医療]]や[[福祉]]の現場では、[[Barthel Index]]や[[FIM]]の活用が、知名度が高いため一般的に行われている。
特に、[[Barthel Index]]は、科学的介護推進体制加算の対象となってもいるため、重要度が高いように思われている。
無論、機械的に、[[評価]]するだけでは、あまり生活改善の役に立たない。
[[作業療法士]]的には、[[Barthel Index]]を用いても、機能や残存能力がどの程度なのかは全く判明しないなど、[[作業療法士]]にとって適切な、ADL指標や[[評価]]を用いる必要性がある。


==セルフネグレクト==
==セルフネグレクト==

2023年9月20日 (水) 12:16時点における版

自己の生命維持に密接に関わる生活行為を特に、日常生活動作とまとめて呼称する。

作業療法士のリハビリテーションの専門領域の一つ

重要性

毎日動くかどうかは、密接に健康に関わる。

「階段を上る」「家事をする」「バスの停留所まで歩く」など1日3~4分の日常的な運動でがんのリスクが減少する - GIGAZINE

項目

日常生活動作には以下のようなものががある。

別の日常動作を分類したものとして、手段的日常生活動作(IADL:Instrumental Activities of Daily Living)がある

食事

整容

更衣

移乗

入浴

排泄

移動

日常生活動作の評価

医療福祉の現場では、Barthel IndexFIMの活用が、知名度が高いため一般的に行われている。

特に、Barthel Indexは、科学的介護推進体制加算の対象となってもいるため、重要度が高いように思われている。

無論、機械的に、評価するだけでは、あまり生活改善の役に立たない。

作業療法士的には、Barthel Indexを用いても、機能や残存能力がどの程度なのかは全く判明しないなど、作業療法士にとって適切な、ADL指標や評価を用いる必要性がある。

セルフネグレクト

日常生活動作を送ることができる身体能力等を有していても、自分で行うことを放棄しているような場合に特にそのように呼ばれる。

生活に対する意欲や、そもそも生きていることへの充足がどういう。