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正しいか正しくないかで語れない、記述できないものは物語として表現すると異なる価値や味わいがいくつも生まれうるという豊かさがある。
正しいか正しくないかで語れない、記述できないものは物語として表現すると異なる価値や味わいがいくつも生まれうるという豊かさがある。
==ナラティブ==
[[リハビリテーション]]や[[医療]][[福祉]]におけるナラティブとは、その対象者の人生に焦点をあてた、サービスを、行う文脈での人生の解釈、物語性のことである。
[[作業療法]]において、ナラティブは最重要項目の一つである。その人らしさを尊重した作業療法介入を構築するためには、ナラティブが欠かせないからである。
===人生史===
ナラティブを用意しておくと[[作業療法士]]のアウトプットの質は格段に高まる。
人生史を普段からしたためておいて、それを[[作業療法士]]に渡すと、良いことが起きる。
作業療法士は、人生史を、参考としてナラティブを、踏まえてリハビリテーションを考える。
[[作業療法士]]とはそういう仕事をする人たちである。
===その他の分野領域でのナラティブ===
https://amachang.hatenablog.com/entry/2022/03/28/012507
が、簡便かつ良くまとまっており参考となる。

2022年11月30日 (水) 12:31時点における最新版

ある人や事柄についての、時間軸の概念を踏まえた情報のパッケージ。ナラティブ。

語り手や視点によって、たとえ同一の事象であってもさまざまな物語が成立しうる。

正しいか正しくないかで語れない、記述できないものは物語として表現すると異なる価値や味わいがいくつも生まれうるという豊かさがある。

ナラティブ

リハビリテーション医療福祉におけるナラティブとは、その対象者の人生に焦点をあてた、サービスを、行う文脈での人生の解釈、物語性のことである。

作業療法において、ナラティブは最重要項目の一つである。その人らしさを尊重した作業療法介入を構築するためには、ナラティブが欠かせないからである。

人生史

ナラティブを用意しておくと作業療法士のアウトプットの質は格段に高まる。

人生史を普段からしたためておいて、それを作業療法士に渡すと、良いことが起きる。

作業療法士は、人生史を、参考としてナラティブを、踏まえてリハビリテーションを考える。

作業療法士とはそういう仕事をする人たちである。

その他の分野領域でのナラティブ

https://amachang.hatenablog.com/entry/2022/03/28/012507

が、簡便かつ良くまとまっており参考となる。