ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)

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と運動神経をバイパスして、指示伝達を仲介することで、運動機能の回復に関して従来以上の成果を出すことができていることが報告されている。

脳卒中後遺症のリハビリテーション手法の選択肢の有力なものの一つとなるとして非常に有望視されている。

関連するものとして、脳で直接操作する義手なども登場しはじめている。

概要

古典的な徒手的なリハビリテーション、従来手法よりも、運動機能の回復が可能な手法であると報告されている。

医療機器はBMI技術を応用し、傷ついたの活動を検出。

同時に麻痺した手指に装着したロボットを動かし、と手指をつなぐ神経回路の再構築を促します。

トレーニングを経て神経回路の再構築が進むと、患者はロボットを外した状態でも自分の意志で手指を再び動かすことが可能となります。Connect.Inc


商業との関連

関連企業は、投資の対象ともなっている。

ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)技術を活用し脳卒中患者のリハビリ機器開発に取り組むConnectは11月9日、第三者割当増資により、総額2.1億円の資金調達を実施したと発表した。累計調達金額は2.45億円となった。

引受先は以下の通り。

Beyond Next Ventures(Beyond Next Ventures 2号投資事業有限責任組合) 慶應イノベーション・イニシアティブ(KII 2号投資事業有限責任組合) フューチャーベンチャーキャピタル(ロボットものづくりスタートアップ支援投資事業有限責任組合) 三菱UFJキャピタル(三菱UFJライフサイエンス3号投資事業有限責任組合) エムスリー

また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施した2020年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」(最大助成額:7000万円。STS事業)第1回公募に採択されたと明らかにした。

より広範なBMIについての話題

ブレイン-マシンインタフェースの現状と将来 - ‎長谷川良平

三井物産戦略研究所 技術トレンド基礎調査センター、技術・イノベーション情報部-2019年に注目すべき技術

BMI技術を用いた自立支援、精神・神経疾患等の克服に向けた研究開発

参考

ブレイン-マシンインタフェースの現状と将来 - ‎長谷川良平

Connect Inc.

慶應義塾大学 理工学部生命情報学科 牛場研究室