精神疾患

脳の器質的な特性に原因があることで言動や生活、セルフマネジメント、社会生活に問題が発生している時が精神疾患、またその生活のしづらさから精神障害とされる。

精神疾患の病名

精神疾患に分類されるもので典型的なものを下記の通り記載する。

認知症、統合失調症、うつ病、双極性障害、依存症、発達障害、解離性障害、強迫性障害、摂食障害、パーソナリティ障害、パニック障害・不安障害、PTSD、てんかん

精神疾患と診断と治療

精神疾患かなと思ったら

精神疾患を疑った場合には、下記のような施設のうち都合の良いものを選択・受診する、もしくは受信を勧めるのが良い。

精神科や精神神経科、心療内科、メンタルクリニック

などの標榜があるところ。

診断

精神疾患の診断は医師によっておこなわれる。

精神疾患の診断基準は、ICD-10とDSM-IVの２つが主に使われる。

治療

通院外来と入院の二つがおもな治療手段となる。

主な治療選択肢は、投薬と、リハビリテーション、作業療法である。

作業療法

入院中の生活行為全般は、作業療法士に相談すると良い。

また、復職にむけたリハビリテーションについても作業療法士が積極的に関わることとなっており、相談するとよい。

作業療法士には当然それらの相談に対して、応対できるだけの準備が求められている。

原因不明

脳の機序が明らかでない（仮説段階）ので、どうしてそのような疾患が起こるのかは、厳密には不明である。

また、投薬による薬効の機序も併せて不明である。

作業療法と精神疾患

作業療法は、生活行為ができるようにする。

そして、病があっても生活が生活ができるように、具体的に支える役割を作業療法士は担える。

また、作業療法士は、周囲の人に対する助言を行うこともできる。