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[作業療法士]にとって楽しさを構造化して理解できることはとても重要である。感じ方や言語化には個人差があり、正解はない。しかし、把握のためには、なんらかの枠組みを用意して言語化できることが重要である。 | |||
一例として、以下のように構造化できる。 | |||
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2021年6月1日 (火) 09:05時点における最新版
人にとっての楽しみになり得る活動は作業であり、作業療法と作業療法士にとって重大な関心事項である。
何より、人にとっての生きる活力、源とも言うべきものである。
楽しみは人に前向きさや能動性をもたらす
作業は人をエンパワメントする。
とくに、それが本人にとっての楽しみなら尚更である。
楽しみとなり得る活動
それこそ、ひとの数だけあり、無限に近い数あるが、試みとして典型的なものを大まかにあげてみる。
楽しみの構造化と理解
[作業療法士]にとって楽しさを構造化して理解できることはとても重要である。感じ方や言語化には個人差があり、正解はない。しかし、把握のためには、なんらかの枠組みを用意して言語化できることが重要である。 一例として、以下のように構造化できる。
好奇心・単純な快刺激(いまここという即時性
快刺激の再現性の学習とそれに向けた戦略の理解
快刺激の期待と結果の評価
持続的な新しい期待や欲の生成
体験の蓄積による時間的変化
経験の肯定・物語性
価値観への織り込みの完了